TOP > 会合記録 > 理事会議事録 > 2001年度第2回議事録

2001年度第2回議事録

日本混相流学会
2001年度第2回理事会議事録

日時:2001年9月8日(土)13:00-17:00
場所:千里ライフサイエンスセンター 6階第3会議室
出席者:
役員:深野徹(会長),小澤守(副会長),井小萩利明(副会長),篠田高明(情報部会長),稲葉英男(企画部会長),北原拓夫(地区担当),竹中信幸(混相流リエゾン),片岡勲(学生会),齋藤隆之(総務部会長)
オブザーバー:中村正秋(年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長),東恒雄(日本学術会議水力学・水理学専門委員会委員),清水昭比古(論文審査委員長),近藤健(事務局)

配布資料 資料番号
日本混相流学会2001年度第1回理事会議事録      [2001-2-1]
国際交流部会2001年度活動計画  [2001-2-2]
近隣諸国の若手研究者の招聘報告  [2001-2-3]
JST技術者継続的能力開発情報提供事業について  [2001-2-4]
資料寄贈の依頼書(科学技術振興事業団)  [2001-2-5]
企画部会2001年度活動計画  [2001-2-6]
日本混相流学会年会講演会参加募集要項  [2001-2-7]
日本混相流学会編集委員会2001年度活動計画  [2001-2-8]
日本混相流学会2001年度財務委員会資料  [2001-2-9]
日本混相流学会2001年度学生会活動予定  [2001-2-10]
日本混相流学会設立15周年記念行事(案)  [2001-2-11]
オーガナイズド混相流フォーラム運営委員会  [2001-2-12]
混相流「2001年度総会報告」記事  [2001-2-13]

議事:

 1.前回議事録の確認
2001年度第1回理事会(2001.7.13)の議事録(配布資料2001-2-1)を確認した.修正・訂正があれば,総務委員長へ連絡して戴くこととした.修正確認後,各理事へ再度送付し,議事録署名人(第1回は小澤副会長,篠田広報部会長)に署名を戴く.その後,インターネット運営委員長に送付することとした.

 2.部会活動計画,活動報告ならびに部会活動に関する審議
情報部会に関しては承認済みであるが,その他の部会については現在選考中もあり,追ってメール理事会にて承認するものとする.

(1)国際部会
配付資料2001-2-1に基づいて,菱田国際交流部会長に代わり,小澤副会長が部会活動計画を説明した.
(a) 部会構成
4委員会を設置し,下記の委員により構成する.
・国際交流委員会(委員長:菱田公一,委員:松本洋一郎,冨山明男,賞雅寛而,萩原良道,阿部豊,武居昌宏)
・ICeM委員会(委員長:賞雅寛而,委員:阿部豊,細川茂雄)
・ICMF委員会(委員長:松本洋一郎,副委員長:菱田公一,国内委員会:三島嘉一郎,冨山明男,萩原良道,幹事:細川茂雄,ICMF国内総務:小澤守)
・日欧二相流会議委員会(委員長:冨山明男)
上記のとおり委員が承認された.
(b) 活動計画
・ICeM関連:EMSIやIMuSTととの関係をも視野に入れたICeMネットワーク作りを拡充する.なお,原子力学会の資料をICeMで管理,運営することになった.
・近隣諸国の若手研究者招聘:昨年度と同様に混相流学会年会(2002年は名古屋)に招聘する.国際交流委員会および理事会で招聘者を推薦・提案する.2002年の招聘については,菱田国際部会長に準備をお願いする.なお,2001年度の招聘報告(配付資料2001-2-3)を学会誌9月号に掲載する予定である.
・インターナショナルレクチャーコースを随時開催予定.
・日欧二相流会議を継続実施.
・ICMF:ICMF2004横浜の国内委員会を設置,活動を開始した.参加登録料は従来のICMF程度とすること,概略スケジュールが報告された.会期は2004年5月30日から6月3日まで,会場は横浜パシフィコとする(仮予約済み).総論文数430編,ポスター180件とする.なお,International Journal of Multiphase Flowへの再録については未定である.

(2)企画部会
配布資料2001-2-6に基づいて,稲葉企画部会長より,次のように報告があった.
(a) 部会構成
4委員会を設置し,下記の委員により構成する.
・企画運営委員会(委員長:稲葉英男)
・レクチャーシリーズ運営委員会(委員長:渡邊敬三,委員:中川順達,檜山浩國,平尾康彦,蛭子毅,餝雅英,片岡勲,佐藤知則,高木周,高橋弘,武居昌宏,竹中信幸,奈良林直,西田浩二,黒坂俊雄,森幸治,藪下幸久,脇本辰郎)
・オーガナイズド混相流フォーラム運営委員会(委員長:逢坂昭治,加藤泰生,高橋弘,松隈洋介)
・混相流技術リエゾン専門委員会(委員長:堀井清之)
(b) 活動計画
・レクチャーシリーズ:第26回「浮遊粒子状物質と環境処理技術」をH13年11月21日に東京工業大学百年記念館にて開催予定.
:第27回,レクチャーシリーズ混相流の基礎的な問題をテーマに掲げ,H14年6月に開催予定(大阪).
・第5回「OMF2001-Fukushima(混相流の複雑流動構造)」,平成13年9月13,14日に福島県石川町にて開催予定(委員長渡邊敬三) 配付資料2001-2-12.
・第6回「OMF2002-Yamaguchi(混相流の相界面における輸送現象)」を平成13年11月7,8日山口県にて開催予定(委員長:逢坂昭治) 配付資料2001-2-12.
・混相流技術リエゾン:2000年度には,4件の技術リエゾンを実施.2001年度については,計画中.委員の選出を行うとともに,リエゾン事業の流れを把握することとする.
・企画運営委員会:適宜開催
・インターナショナルレクチャーコース:適宜開催
・研究会:2000年度は5研究会を設置.既存研究会を継続するとともに,新規研究会を募集.
(3)情報部会
配布資料2001-2-8に基づいて,篠田情報部会長より,次のように報告があった.
(a) 編集委員会構成
編集委員長を篠田とし,次の13名の委員により構成する.副委員長:加藤健司,委員:武石芳明,庄司卓,守富寛,渡辺正夫,角口勝彦,赤對秀明,竹中信幸,益山忠,文字秀明,高橋弘,檜山浩國,河原源太.委員数が不足しているので,増やしたい.理事会メンバーに委員の推薦をお願いしたい.
(b) 活動計画
・会誌発行
2001年度の編集委員会は5回開催する予定.会誌は第15巻3号(2001年9月号)から第16巻2号(2002年6月号)の4号を発行する.会誌発行に伴う予算案が説明され,了承された.特集については,ナノ,マイクロの混相流を考えたい.懸案の広告については,理工企画(微生物学会)と大成社(機械学会)の2つの広告代理店に打診する.
・インターネット委員会
ネットワークの運用に関しては,峯村インターネット運営委員長と相談しながら進めるが,ホームページのアドレスを専門業者に移行させることとしたい.
・混相流ハンドブック
井口委員長とし,事業を継続する.
(c) 科学技術振興事業団(JST)関連事業について
JSTより資料寄贈についての依頼(配布資料2001-2-5)があった.年会講演会およびシンポジウム論文集を寄贈することとする.また,学会誌,法人会員についても紹介することとする.
(4)総務部会
(a) 財務委員会
配布資料2001-2-9に基づき,欠席の森財務委員長に代わり,小澤副会長より,報告があった.財務委員会については,財務委員長:森治嗣,委員:横堀誠一とする.予算執行は,各部会で銀行口座を開き,部会に予算を移す方法とする.収支報告書を領収書とともに,終了後財務委員長に送付するものとする.
(b) JST事業
総務部会で担当している「JST技術者継続的能力開発情報提供事業について」,齋藤総務部会長より説明(配付資料2001-2-4)があった.科学技術振興事業団が進めている事業であり,技術者の継続的能力開発を目的としたデジタルコンテンツ作成が主体である.同事業の経緯と方向性,コンテンツ例の説明があった.今後とも冷静に同事業を注視していくこととなった.
(c) 事務委託費
事務委託内容を検討するとともに,委託内容に見合うよう委託費を増額することを検討する.

 3.年会講演会等に係わる審議

(1)年会講演会2002・第21回混相流シンポジウム
年会講演会
配布資料2001-2-7に基づいて,中村年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長より説明がなされた.審議の結果,会期は3日間(2002年7月29日(月)~31日(水))とする.会場は名古屋大学大学院工学研究科1号館(名古屋市千種区)とする.内容の充実と参加者へのサービスを考慮し,年会講演会とシンポジウムとの並列は避けることとする.
オーガナイズドセッションのテーマを11月中に決定し,学会誌12月号に参加募集要項を掲載する.講演申込締切:平成14年4月10日(水),原稿提出締切:平成14年6月10日(月)とする.参加費は従来の額に従う.
シンポジウム
学術会議水力委員会では,混相乱流,混相流と環境を例として出しているが,ナノやマイクロテクノロジーと混相流という切り口も考えられる.11月中旬の連絡委員会でテーマを決定したい.また,以来講演についても詰めていきたい.

(2)2001年度年会講演会・第20回混相流シンポジウム
日本混相流学会年会講演会2001および第20回混相流シンポジウムの決算の承認を行った.

(3)学生会活動計画
配付資料2001-2-10に基づいて,学生会担当の片岡理事より,以下の報告があった.
混相流夏季学生セミナーを2002年8月1(木),2(金)に名古屋近辺で開催する予定.また,学生会活動の活性化を目的に,地区ごとに学生が企画する講演会(形式自由)を開催することを提案.
さらに,学生会ニュースの発行を試みたい.

(4)15周年記念事業
配布資料2001-2-11に基づいて,井小萩副会長より,説明があった.記念事業は,会場を名古屋大学とし,年会講演会2002の総会で行うこととする.式典(会長挨拶,来賓祝辞,基調講演),記念講演および感謝状贈呈より構成する.なお,記念行事関係の会告を12月号に掲載する予定である.

(5)学会賞,名誉員推薦について
小澤副会長より,学会賞と名誉会員の推薦に関して,9月号に学会賞の推薦会告を,また12月号以降に名誉会員の推薦会告を掲載予定との説明があった.理事および理事会構成員から積極的な推薦をお願いしたい.

  以 上
作成者:総務部会長 斎藤隆之

▲ページ上部に戻る