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会長挨拶

祖山 均
SOYAMA Hitoshi

2021年度総会において、第35期日本混相流学会会長を拝命致しました。大変光栄に存じますとともに、重い責任を感じております。

本学会は1987年7月に設立されており、私事で恐縮ですが、1986年に東北大学高速力学研究所(現:流体科学研究所)で大学院生としてキャビテーションについて学び始めた頃と時期を同じにしておりまして、混相流学会に育てていただいたという思いから、少しでも日本混相流学会に恩返しができたら、と考えております。

第4代会長神山新一先生、第12代会長井小萩利明先生以来、ここ東北の地で会長をお引き受けすることになりました。本学会事務局からは地理的には離れておりますが、菱田先生ら歴代会長、理事の方々の先見の明により、理事会にオンライン会議が導入されており、理事会開催の経費節減の点からも非常に役に立っております。

この原稿は、混相流シンポジウム2021の直後に書かせていただいており、コロナ禍も第5波となるなかで、連日、新たに確認された感染者数が過去最多数を更新しているような状況です。混相流シンポジウム2021も一時は、ハイブリッド会議(対面とオンラインの同時開催)も期待されましたが、残念ながらZOOMを使ったオンラインのみでの開催となりました。実行委員長の梅川先生を始めとする実行委員会の方々のご尽力で談話室(oVice)を設けていただくなど、いろいろと工夫をしていただき、オンライン開催でしたが、会員の皆様の交流、情報交換にはお役に立てたのではないかと思います。実行委員の皆様、ならびにご参加いただいた会員の皆様、誠にありがとうございました。

第34期会長の加藤先生の下で1年間筆頭副会長を務めさせていただき、加藤先生が一つ一つの課題に丁寧に対応されていたのが強く印象に残っております。お蔭様で、第35期は順調に滑り出すことができました。加藤先生が重視しておられた、共通の興味やニーズをもった者同士が情報交換、議論を行う学会本来の意義を継承して、会員の皆様の交流の場として本学会がお役に立てますよう学会の運営に努めて参りたいと思います。また、加藤先生がお進めいただいたレクチャーシリーズなどを通じて、学会としての情報発信も推進して参ります。

コロナ禍の前にNASAがイノベーションを起すために主催したCross Industry Innovation Summitに招待された折、著名なカーデザイナや起業家ばかりでなく、マジシャンや音楽家らが参加していたのが新鮮でした。さらに、彼らはパネルディスカッションや講演よりも、Networking(コーヒーブレークのようなもの)を重視し、プログラムまで変えてしまったことに驚きました。また、この一連の会議において、Human trainingのプログラムもあり、InnovationにおけるHuman trainingの大切さも感じました。学会としては、会員の皆様のNetworkingに少しでもお役に立てれば、と思います。

コロナ禍の影響が大きく、先が見通せない状況で、学会の活動にも制約がある状況ではございますが、会員の皆様に情報交換と交流の場として本学会を活用していただけますよう、会員の皆様や役員の方々のお知恵とお力をお借りしながら、学会の運営に努めたいと思いますので、御支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻 教授
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01

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