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2000年度第1回議事録

日本混相流学会
2000年度第1回理事会議事録

議事録署名人:三島嘉一郎    印 ,横堀誠一   印
日時:2000年7月14日 15:00-18:00
場所:仙台市民会館2F第7会議室
出席:
役員:芹澤昭示(会長),鳥越邦和(副会長),社河内敏彦(情報部会長),三島嘉一郎(国際部会長),朝倉國臣,上條謙二郎,横堀誠一,佐田富道雄(理事),小澤守(総務部会長)
オブザーバー:深野徹(論文審査委員長),賞雅寛而(ICeM委員会),近藤健(事務局)

配布資料  
日本混相流学会2000年度理事名簿  [1-1]
平成12年度の課題  [1-3]
平成12年度副会長および理事の職務分担について  [1-4]
平成12年度役員の職務分担について  [1-5]
2000年度事業計画  [1-6]
2000年度予算  [1-7]
日本混相流学会会則<  [1-8]
日本混相流学会役員選出に関する内規(1999年改定)  [1-9]
日本混相流学会理事会申し合わせ事項(1999年改定)  [1-10]
日本混相流学会表彰規定(1999年改定)  [1-11]
慶弔の基準  [1-12]
理事会開催について  [1-13]
過去3年の役員  [1-14]
理事会開催・委嘱状・役員カード  
ICeMのこれからの運営について  [1-15]

議事:

 1.自己紹介ならびにオブザーバーの参加について
理事会に先立って自己紹介をした.総務委員長よりオブザーバーとして賞雅ICeM担当委員並びに深野論文審査委員長の出席を依頼した旨説明があった.賞雅委員はICeMの引継ぎに関して,また深野委員長は論文審査が学会誌のレベルや方向性,引いては学会運営の基本と密接に関連しているため.なお深野委員長には今後もオブザーバーとして引き続き理事会への出席をお願いする旨,了承された.

 2.報告事項:

  2.1 副会長,理事,役員の職務分担について(資料[1-1],[1-4],[1-5])
会長より職務分担を以下の通りとする旨報告があった.
会長 芹澤 昭示
副会長 山本 和義(総務)
松本洋一郎(企画)
鳥越 邦和 (情報)
選挙管理委員会 (未定)
論文審査委員会 深野 徹
学会賞選考委員会 山本 和義(兼)
年会講演会実行委員会 湯 晋一(監事兼任)
学生会 佐田富道雄
総務部会  部会長 小澤  守
総務委員会 小澤 守
財務委員会 横堀 誠一,滝本 昭
情報部会  部会長 社河内敏彦
編集委員会 社河内敏彦
インターネット運営委員会 峯村 吉泰
混相流ハンドブック出版委員会(新設) (昨年度委員長:井口と相談)
企画部会  部会長 稲葉 英男
企画運営委員会 稲葉 英男
レクチャーシリーズ運営委員会
オーガナイズド混相流フォーラム運営委員会 (現在は片岡,冨山,阿部)
混相流技術リエゾン専門委員会 堀井 清之
(福島県博覧会担当)
各種研究会
国際部会  部会長 三島嘉一郎
国際交流委員会 三島嘉一郎
ICMF委員会 松本洋一郎
日欧二相流会議委員会 冨山 明男
ICeM委員会(新設) 賞雅 寛而,阿部 豊
二相流計測国際会議実行委員会 山本富士夫

  2.2 2000年度事業計画について(資料[1-6])
総会において承認されたものであり,改めて説明を加えなかったが,現存の6研究会の内,昨年度ほとんど活動していないものがあることが指摘された.今後,研究会設置に関しての基本的なルール(設置期間,延長手続など)を決めて,9月の理事会で審議する.それに従って,本年度改めて設置,延長などの申請の提出を要請する.

  2.3 2000年度予算について(資料[1-7])
講習会剰余金が一般会計の部に計上されているが,講習会収入そのものは特別会計において処理されており,剰余金の計上場所が適切かどうか,財務委員会において検討することとした.

  2.4 会則,内規について(資料[1-8]-[1-12])
総務委員長より年度第1回目の理事会であることを勘案して配布した旨,説明があった.ただし慶弔の基準については一部文章の不明な部分があり,総務委員長からインターネット運営委員会に依頼して訂正することとした.

  2.5 理事会開催について(資料[1-13])
総務委員長より理事会開催に関しての報告があり,一部日程など手直しをした.現状では以下の予定である.
開催回数 5回(7月14日第1回理事会を含む)とし,原則土曜日,午後13-17時に開催する.
第1回  7月14日(金) 仙台市民会館
第2回  9月2日(土) 東京(評議員選挙公告)
第3回  12月9日(土) 大阪(役員選挙)
第4回  3月31日(土) 東京
第5回  6月30日(土) 大阪(年度の総括,決算,次年度予算)
(  )内は重要議題
なお,緊急を要する議題や事務的に処理できるものについてはE-mailによる理事会によって処理する.従来あったメーリングリストはサーバーの関係から本年度は採用しない.また学会ホームページ:http://www.flow.human.nagoya-u.ac.jp/JSMF/に設定されていた理事会関連ページについては,後の調査で前前総務委員長 賞雅現ICeM委員長のサーバーにリンクされており,これを消去することで賞雅委員長と合意した.
理事会の開催にあたっては日当,近距離の交通費については支払わないが,旅費を支払う場合はその上限を昨年同様35,000とすることが報告された.

  2.6 委嘱状について
第1回理事会開催中に委嘱状手渡した.欠席者については事務局より郵送する.

  2.7 役員カードについて
学術会議に役員を届ける必要から,従来,役員カードを提出していたようであるが,最近,特に学術会議から要請がないので,保留し,必要になった時点で集める.

  2.8 平成12年度の課題について
会長より資料[1-3]に基づいて説明があった.多くのものが審議に関わるため,事項において述べる.

 3.審議事項

  3.1 混相流学会年会講演会と混相流シンポジウムの棲み分けについて
1999年度の体験を踏まえて,2000年度(湯実行委員長)においては性格を明確にし,参加者が混乱することのないよう,企画段階において十分配慮することとした.学術会議側運営委員会と本会実行委員会・理事会の間の調整機関を設け,企画案のすり合わせを行なう.なお調整機関については次回9月の理事会において決定する.

  3.2 学術会議専門委員会委員について
過去の理事会での議論で,3年間の任期を暗黙の内に取り決めており,学術会議からの要請に対しては,新規に1名を推薦する.なお本件に関しては学術会議側の体制構築時期にも依存する問題であるので,会長,副会長に委任することとした.

  3.3 ICMF参加若手研究者渡航費補助事業について
前回の例に倣って,事業費50万円,5名に補助とする.

  3.4 ICMF2004問題について
松本副会長(ICMF委員会)からの要請で,ICMF2004をアジア地区に招致する件に関して討論をした.日本開催もありうるが,ポテンシャルが高い韓国,中国についても配慮する必要がある.日本開催の場合には組織委員長を決定する必要があり,具体的な候補者名が挙げられたが,最終的には9月の理事会において再度審議の上決定することとした.

  3.5 ICMF Governing Board Memberの推薦について
任期の関係から新たなメンバーを推薦する必要があれば,理事会で検討、推薦を行なう.

  3.6 名誉会員の推薦基準について
著名な外国人研究者,日本人研究者を名誉員に推薦する基準,特典,推薦方法など山本総務担当副会長に依頼する.

  3.7 混相流ハンドブックについて
昨年度より井口理事(当時)を中心に検討されていた.朝倉書店より,約600頁との見込みであるとの説明があった.ただし,内容,予算など具体的な検討が進んでいないので,今期専門の委員会を設置して,執筆に向けた具体的な検討を行なう.委員会の陣容などに関して,会長と井口前理事との間で調整し,次回9月の理事会において決定する.

  3.8 アジア混相流シンポジウムについて
前回は関西大学からの補助によって海外から招聘できたが,今後同様な形式には困難があり,改めて継続するか否か検討することとした.

  3.9 総会における維持会員の代表権・議決権について
維持会員の1組織に対して1票とする.この点に関しては理事会申し合わせ事項などにおいて規定しておくこととした.

  3.10 国際交流について
三島国際部会長より海外の若手研究者を数名招き,国内の若手と交流してはどうかとの提案があった.学会の財政にも配慮して,改めて国際部会において検討することとした.

  3.11 ICeMの引継ぎについて(資料[1-15])
ICeMの現状,News Letterの編集状況ならびに今後の対応について説明があり,討論を行なった結果,以下の基本方針を確認した.
@ ICeMは国際部会中に委員会(賞雅委員長)をおく.
@ 次回発行の10月号までは従来形式の紙で発行するが,以後は,Web化を図るべく検討する.なおその際,現在登録している会員にしても十分な配慮をする.
詳細については賞雅委員長,阿部委員,インターネット運営委員会峯村委員長,国際交流三島部会長などに検討を依頼した.

  3.12 会費未納者の問題
1999年度決算によればかなりの会費未納者がある.改めて督促することとした.
総務委員長が事務局と打ち合わせの上,9月号の発送時に,封筒に1999年度会費未納と記し,郵便振替用紙を同封することとした.過去の経験から,これが最も効果的との事である.

  3.13 混相流学会設立15周年記念行事を2002年に行なう.

 4.次回開催
第2回理事会:9月2日13:00-17:00東京大学構内において
議題:
各種委員会委員の決定・承認,
2000年度年会,混相流シンポジウム(2001年)について
ICMF2004について
研究会設置、継続についてのルール
その他

以上 総務委員長記

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